まさか、坂、
この写真はレコーディングが無事に終了した翌日に、横浜にてジャケット撮影を行った日のある写真です。
横浜駅周辺の貸しスペースを予約して、衣装合わせと、メイクアップアーティストによるメイクアップを行ったのですが、
その最中にModalとメイクさんのために、ドリンクと軽食を買うために外出しました。
グーグルマップが示した、コンビニまでの一番近い道は、まさかの坂、急坂でした。
とても天気の良い一日でしたが、なぜかこの階段の真ん中でコンビニの弁当食べている人がいるし、
また、この坂を上って戻らなきゃいけないなあと、すこしだけ不安というか、怠惰な気持ちになりました。
しかし、他人を、しかもアーティストをプロデュースするということは、きれいごとじゃないんだよなと
その時に思わされました。
一人のプロデュースワークに、アーティストとプロデューサーだけではなく、
いろいろな方たちが、いろんな形で巻き込まれていく。
まあ、偶然もあるでしょうが、たぶんわたしのことですので、皆様への半強制的なお願いやおねだりかもしれない。
でも、共に歩むってことは、それぞれのアップダウンを切り捨てずに、
それでも上を目指すということなのかな、と思わされた。
これから、どこまでどのように、共に歩むことが出来るのであろうか。
そんなことを思うだけで、この坂の昇り降りは、耐えられる。
はずだったが、息切れた、運動不足だ。
2023年3月24日 げるし
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